会長挨拶

この度、令和5年度より会長に就任致しました芝伐(しばきり)達哉でございます。

就任にあたりご挨拶申し上げます。

平素は当協会の活動において多大なるご支援を頂き、厚く御礼申し上げます。

私たち医療ソーシャルワーカーは、保健医療機関において患者さんやその家族の方々の抱える不安(経済的、心理的、社会的)の解決や調整を援助する業務を行っています。

近年、継続的な医療的支援が必要となった時でも要介護状態になったとしても可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを最後まで続けることができる社会の実現に向けた取り組みがすすめられています。

そうした中で医療ソーシャルワーカーは患者さん、ご家族の「大切に思う事」「希望」を尊重し、どのような状況においても「自分らしい暮らし」を患者さんご家族が主体的に決定できる支援をしています。

当協会では、医療ソーシャルワーカーとして上記の役割が果たせるように専門職としての知識、技術を身につける機会を提供しています。

又、専門職同士の「繋がり」を大切にし、県内の医療ソーシャルワーカーが日々の業務を振り返り、助言し合える環境づくりも行っています。

患者さん、ご家族の支援の為に「もっとこうしたい」「こうなりたい」という医療ソーシャルワーカーの思いを仲間と共に考え、形にしていくそのような価値ある協会活動を目指しております。

今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

令和5年7月

広島県医療ソーシャルワーカー協会
会長 芝伐 達哉